自転車実証主義 前編 ──200ドルの挑戦

投稿者: | 11/26/2025

昔から、自分の体で感じてみないことには何か納得できないタイプです。
そんな僕が昔から疑問だったことがあります。

どうして自転車にはこんなにも値段の差があるんだろう。
いい自転車、ブランドものはいいよって言うけど、果たしてどこまで価値があるんだろうか。

日本ではSCOTTというブランドに乗って、確かにとてもいい自転車でした。
アメリカでは予算制限があり、お金は基本的にギリギリ。でも移動手段は必要です。

とりあえず息子の送り迎え用に、Amazonで評価そこそこの200ドル台のマウンテンバイク(MTB)を買ってみました。

オンラインで買って到着。見た目は悪くない。
自分で組み立ててみると、意外と簡単に組み立てられます。

お、これはいいぞ。
それにAmazonで購入した各種パーツを取り付けて、息子を前に乗せて爆走します。

アメリカは自転車道が整備されていて走りやすい。
自転車道がないところは車道を走れますが、さすがに大通りは車のスピードも早く怖い。

そういったところでは、歩道をそっと走ります。歩道では自転車は苦情を言われることもありますので、歩行者とすれ違うときは止まったり歩いたりして配慮を示すようにしてます。

しかし、子どもを前に乗せていると手を振ってくれる人が結構多くて、なかなか楽しい。

……自転車の話でしたね。

そうやって走っているうちに、ちょっと重いなと思い始めました。
持ち上げるときや、走るときに重たい。スピードが上がりません。やはり鉄製、重たいです。
それでも走れるので、まあいいかと思っていました。
別にスピードを求めているわけでもないし。

2か月くらい経ったころから、妙にギアがずれ出しました。
自分でいろいろ調整してみますが、数日おきに調整しないといけない。

かつ、いろんなパーツがだんだん緩み出す。
これはオンライン購入ゆえ、というのもあるでしょうがほとんど毎日どこかを締め上げています。

だんだん面倒だな、と感じます。

3か月くらいしたころから、ギアが外れだすようになりました。
ガチャガチャと音が出て、走行中に力を入れるとスプロケットの歯から外れるようになります。

最初は後輪の1段だけでしたが、徐々に2段、3段とズレる歯が増えていきます。
困ったなと思って近くの自転車屋に持っていきましたが、
「こんな安物に乗るくらいなら、ちゃんとしたの買いなよ」と言われてしまい、
嫌になってそのまま帰りました。

7か月目に、ついに後ろのギアは5段使い物にならなくなりました。
ほぼ前のギアだけで調整して走る状況です。

常にギアのことを考えながら走らないといけない。
しかも後ろのブレーキの締まりが悪く何かが引っかかる感じがする。

ブレーキは命にかかわるので、さすがにちょっと真剣になりました。

近くの自転車屋は前回の対応を思い出すと、また行く気になれません。
とりあえずChatGPTで聞いてみると、チェーンが伸びて少しずつズレが起き、スプロケット自体も削れている可能性が高いとのこと。

ブレーキはノーブランドのため壊れやすい交換が必要。
という結論になりました。

さっそくブランドもののブレーキを購入し、チェーンも見よう見まねで交換。意外と簡単でした。

しかし事件はその後起きたのでした。

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