Amazonで購入した自転車のチェーンが数ヶ月で緩み出し、ブレーキも不調が出現。
近所の店で修理を断られ、AIに聞きながらパーツを交換した前回。
とりあえずよさそうです。早速走ってみました。
20分ぐらい快調そのもの。
素晴らしい。
自分、整備士になれるんじゃないかと思いながらギアを変換すると。
突然、後ろで凄まじい異音。嫌な予感。
ディレイラーがなんと、タイヤに巻き込まれて激しくねじ曲がっています。
なんじゃこりゃ。
当然自走不能。
しかしアメリカって、バスに自転車ラックが付いていて、簡単にバスで運べる。(地下鉄も自転車乗せ放題です。)バスに乗せてもらい帰りつきました。
家に着いてよく見ると、ディレイラーは巻き込まれて大きく変形。タイヤのスポークが複数本折れ、とても使用できる状況ではないのは、素人目にも明らかです。
なんてこった。
状況からは、おそらく新品のチェーンにかえたことでテンションが変わり、ギアのバランスが変わっていた。その結果、かなり緩めに設定してあったローストップ(内側のリミット)を直してなかったため、ディレイラーが内側に入りすぎて巻き込まれたのでしょう。
なんてこった。もう嫌だ。
絶望しかけました。
そういえば、スプロケットを自宅で交換しようとしたけど、どうしても固くてできなかった。
その交換をしようと思って、近くのBike Repair Communityというところに行こうとしていたのを思い出します。

Bike Repair Communityとは、基本的には地域の方がボランティアで自転車を修理し合う、サークルのような組織が全米中にあるらしいです。
機材も無料で貸してくれるそう。ひとまず、そこに押していきます。
着いてみると、倉庫みたいなスペースで、部室みたいな雰囲気。
5人くらいの地域のおじちゃん達がいて、気さくに声をかけてくれます。
さっそく見てもらうと、みなさんいろんなことを言いながら手伝ってくれます。
お店というよりは、ほんと自転車部の部室みたいな感じ。
いい雰囲気です。
検討の結果、後輪のスポーク全体にダメージ。このままだと走行中に分解する可能性あり、全部交換が必要。
ここまで壊れていると、あちこち負荷が来て壊れていくので、新しい自転車に買い替えた方がいいと言われます。
さすがに僕もここで納得。
ちょうど、中古自転車がたくさん置いてあり、その中に乗り心地がよくてサイズも合う自転車がありました。
おじちゃん達も
「それいい自転車だよ」「間違いないね」
と笑顔。
ということで、新しい中古(矛盾?)に乗り換え、おじちゃん達に見送られて帰りました。

今回の件から学ぶものがたくさんありました。
①自転車の安さにはちゃんと理由がある。
鉄製フレームを使っていて、とにかく重い。
最初は気にしてませんでしたが、やっぱり重くてスピードが出せない。
筋トレという意味では悪くないかもしれませんが、遅いより早い方がいいに越したことはありません。
パーツも、名前もないようなパーツを使っていたため壊れやすい。
どうしても故障が起きやすいので、結局整備とか交換に時間を取られて大きな時間を喪失しました。
やっぱり信頼があるブランドにはちゃんと理由があるなと痛感しました。
②オンラインの自転車は整備にリスク
オンライン購入だと、いろんな不具合が起きたときに相談しづらい。やっぱり素人組み立てには限界があります。
やっぱり最初はちゃんと整備士さんに見てもらうのが大事かと思います。
③Bike Repair Communityは素晴らしい文化
アメリカに自転車のボランティア修理団体があるというのは、とても勉強になりました。
本当にボランティアで成り立っているようなので、そういうDIYを愛する文化があるというのは素晴らしい。
もしこのブログを見られた方も、気楽に訪れてみられたらいいかと思います。
④しかしオンライン販売会社も悪くない
購入したオンライン自転車会社に修理の件(お店で断られ自分で修理したこと)を報告したら、きちんとパーツ代を振り込んでくれました。
確かに色々ありましたが、もともと安い以上、パーツのクオリティの制限は当然です。対応に誠意を感じ満足しています。
結局、「安物買いの銭失い」というのは、真理かなと思います。
しかし、高過ぎればいいかというわけでもないでしょうから、“そこそこの値段のものをどのくらいで買うのがいいのか”を、身をもって知っていくことが大事だと思いました。
今回、知識・経験を得られたという点では、得がたいものがありました。
今回購入した中古自転車が、果たしてどこまで頑張ってくれるか。
再びこの整備地獄が訪れないことを、心から願っています。

