レビューがボランティアであることの功罪 Current review system has benefits and demerits.
レビューはなぜ時間がかかるのか?それはその審査過程のほとんどが、ボランティアによって行われているからだ、とまとめました。 そこで当然疑問が湧くと思います。なぜもっと効率化しないのか?どうしてこんなまどろっこしい方法を続け… 続きを読む »
レビューはなぜ時間がかかるのか?それはその審査過程のほとんどが、ボランティアによって行われているからだ、とまとめました。 そこで当然疑問が湧くと思います。なぜもっと効率化しないのか?どうしてこんなまどろっこしい方法を続け… 続きを読む »
エディターをしていると、多くはないですがMajor revisionの後の再提出版が、Rejectされるのを目撃します。 学術論文は雑誌に提出後、2人のReviewerにチェックされ、①Accept(そのまま採用)②Re… 続きを読む »
いわゆる「リスペクト」は、された側の主観・感情によって、不利益が大きければ「パクリ」と判断される危険がある。ということを前回書きました。 しかし意識的にせよ無意識にせよ、模倣抜きでは科学・文化の発達は不可能です。どうした… 続きを読む »
自分の論文の構造を模倣されたことを不快に感じ、「剽窃」と断じた話を前回書きました。しかし、僕は基本的には模倣をできるだけ許容すべきと考えています。 科学界では研究を真似するのは日常茶飯事です。非難する方もいるでしょうが、… 続きを読む »
自分の論文を書く時、人の論文を評価をする時に、模倣性は頭が痛い問題です。 研究において以前の報告を学び参考とするのは当然であり、「パクリ」は良くないですが、模倣抜きで研究自体が成り立つのは無理でしょう。一方、自分のアイデ… 続きを読む »
論文を投稿したことがある全ての人がおそらく思っただろう事。 レビューなんでそんなに時間かかるの? という嘆きの声でしょう。ほとんどの研究者は、 グラントの申請に間に合わせたい、早く学位審査に進みたい、昇進と絡んでいる、 … 続きを読む »
レビュアーのレポートが揃ってからがエディターの真骨頂というか、最も悩ましく面白いところです。 レポートに目を通し、改めて論文に目を通し、Revisionに進むかRejectか決定します。 一番簡単なのは、2人のレビュアー… 続きを読む »
論文の査読過程で、エディターが何十通もメールを送り続け、ようやく「レビューしてもいいよ」と返事もらえるまでを前回まとめました。しかし、それでエディターの苦難が去ったわけではありません。 いい返事をもらえたから交際がスター… 続きを読む »
レビューアーとエディターのやり取りって、恋愛っぽいなと思うことがあります。といえるほど、恋愛してるわけでもないし、恋愛上手でもないんですが。 レビューの依頼を研究者に送った場合、一般的対応は「無視」です。要は返事しないで… 続きを読む »
エディターをやっていて、1番大変であり醍醐味でもあるレビュアー選びについて。 まずアカデミックエディターの仕事は、Editor-in-Chiefが割り振った論文が届くところから始まります。 届いた論文を確認します。 この… 続きを読む »